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1206 生を想う

一つの季節が過ぎ

ああ、あまりに早く

心定まらぬままに

夢果てぬままに


後戻りはできぬ

さながら砂時計の

落ちゆく砂のように

失った日々は返らない


そして明日への一歩

まだ見ぬ季節、そして

まだ知らざる未来

何を基盤に持つともなく


走り続けていれば

回りが見えなくなる

今自分がどこにいるのか

どこへ向かっているのか


そして往々にして

望んでいたものの

傍らを、それと気付かず

通り過ぎてしまう


機会は二度とは無い

そして一つの選択により

一つの可能性が

試されるでもなく捨てられた


踏み出した、分岐点

同じ地点から、はるかに

そしてそれらが一致するのは

ずっとずっと先の話


歩みの内に、時の流れに

思う間もなく過ぎ去った

悲しい夢よ……

はかない想いよ


17-9.14-9.21

選択と分岐。狭まる可能性。多様な世界線。

でも、行きつく所は実は一つ。

ただ、それまでにはまだ間がある。

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