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0120 嵐の間に / 燃えさかる
嵐は過ぎ去り つかの間の時間
太陽は空高く輝き
全てのものを明るく照らす
しかし雲はその背をうかがい
青空の中、一点の陰り
あえて自ら行動しなくては
日の光にはあたれはしない
判っているのに疲れてしまって
動くことすらままならない
今こそ行う時なのに
運命、自ら選ぶべきものなのに
今はただ流されるだけ
そうして時は過ぎていき
雲は再び大空に広がり
心の中は嵐が吹き荒れる
01-8.5-9.13
※※※※
愛が理性だなんて言ったのは誰?
そんなつまらない。激しく燃えるからこそ愛なのに
この一時に激しく輝くからこそ愛なのに
情熱よ、ああ情熱よ、愛を生んだ母よ
どうぞ今日一日は激しく燃えておくれ
たとえ明日は冷え行くとしても
さあ君よ、この一時が愛なのだ、この一時が
そして願おう。この間、情熱がさめた時
私たちに理性の愛が残っているよう
01-8.5-8.10




