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1196 君の名前 / それが運命なら
君の名前は
魔法の言葉
ひとたびそれを
となえるだけで
僕の心は
すっと落ち着く
ああ、それが
この僕にとって
なんと大切で
かけがえのない
ものなのだろう
なによりも
そして誰よりも
大切な人だから
お休み、少し
そして目覚めると
僕の頼っていた
君の名前を
呼べなくなっている
40-5.26-7.5
※※※※
もしもあなたと
出会う事が
ずっとずっと前から
決められていたのなら
私があなたを
これほどまでに
想う事が
定められていたのなら
私はもう何も
言う事はできやしない
全ては真実?
全ては運命?
ならば私は
逆らおうなどと
考えはしません
ああ、あなた
好きですと一言
言うだけです
ああ、あなた
愛しています
そういう運命を
受け入れるだけです
40-5.26-7.16
最後で落として。現では、もう呼べない。
逆らう事もあきらめて、甘んじて受け入れると




