1191/1484
1191 人の心 / どちらにしても
風に一体何を
見る事が
できるのでしょう
形なきもの
形はなけれど
そこに確かに
存在している
そのようなものが
ある事は
一体何を
意味しているのでしょう
人の心も
風と同じように
自由に自由に
動いていきます
それを留める事など
けしてできるものでは
ないのでしょう
一時として
留まってはいないけれど
心というものは
確かにそこにあるのです
40-5.26-6.23
※※※※
何も、何一つ
考えたくなどない
考えれば
迷うだけ
迷えば
苦しむだけ
しょせん出口なんて
ありはしない道
ならばなぜ
自ら苦しむことが
あろうか
何も考えなくても
生きてはいける
人を愛さなくても
時を過ごしはできる
そう、できるのだが
それではあまりにも
あまりにも
悲しいような
気がしないでもない
悲しむか苦しむか
いずれにしろつまらない
40-5.26-6.24
自由で形の定まらない人の心
縛る事などできはしないもの
変わらず置くことはできはしないもの
悲しむか、苦しむか。それが人の生か




