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1180 私の体が亡んでも / 時が過ぎる
たとえこの
体が亡んでしまっても
あなたへの
想いだけは
残るほどに
それほどに
あなたが好きです
他の何物にも
代えがたいほどに
あなたが、あなただけが
好きなのです
どうしてそれほどに
あなたの事を
想ってしまったのか
私にはまだ
よく判らないけれど
愛しています
この体を全て
亡ぼしつくすほどに
愛しています
40-5.26-6.3
※※※※
もう風が
すずし気に
感じられるほどに
時が過ぎました
時が過ぎるという事
それははたして
喜びなのでしょうか
それともやはり
悲しみなのでしょうか
教えてください
私のこの想いが
果たして正しいものか
それともやはり
誤っているのか
どうかだれか
教えてください
愛しい人よ
愛しい人よ
私は今というこの時を
最も大切にしています
しかしその今でさえ
永遠にありはしないのです
40-5.26-6.6
想いだけは、残ってしまう。いつまでも。
想いながら、いつでもそれでも不安でいる。
不安定な基盤の上に築かれた不安定な想い。
明日はどうなっているか判らない想い。




