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1156 明日
なぜでしょうね
存在というものほど
不確かなものは無いのに
それでいて私は
あなたが私のそばに
戻ることを当然と思い
永遠に続けばと
考えているなんて
明日なんて日
誰にも判りはしない
遠い遠い時
そんなものには何も
期待できないってこと
判っているはずなのに
それでも私は望んでしまう
今日と同じ日が
明日にも続けばいい
あなたが明日も
私のそばに居てくれればって
今はあなたに触れられる
でも時という闇の中で
それほど不確かなものは
ありはしないのに
21-6.17-7.24
それでいて、結局望んでいるのはあなたとの日々




