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1134 優しすぎる人よ
今まで君に対して感じていた責任は
みな君をこの手から離さぬためのもの
知らず知らず君を縛っていたのでは
君に誓った、けして何も求めないと
ただそばに居るだけでいいと
君はあまりに優しすぎる
僕が誓いを破ってしまっても
君はただ悲しげな笑みを
ほほに浮かべてこちらを見るだけ
決して大声で責めたり
僕のもとを去っていったりはしない
優しすぎる愛しい人よ
僕をあまり見つめないで
僕に対して責任を感じないで
君は君の気の向く方へ
歩いていけばいいのです
後ろを振り返らないで
恐らく僕が後からついている事も
気付かないふりをして
前へ進んでくれればいいのです
02-10.28-1.30
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15s/君/あなた/
二つ前とちょっと繋がって。
ならば、こちらがついていこう、と。
これで2番はおしまい。分散させていたけれど。やっと。
1-3番って、ノートのデザインが一目でわかるのです。だから、ナンバリングする前でも、それらが古いものだ、というのはすぐに判っていたので。
同じブランドのものを選んでいたのだけれど、足掛け12年、何度も何度もデザインの変更があったりしました。




