1115/1484
1115 月光
月美しく満ちたる夜
そに照らされし花園の
清き香りの立ち込める
内に見ゆるは男女なり
互いに手を取り見つむるは
お互いの顔、そして胸
熱く交わせる口づけは
ただその愛を示すのみ
されど心は定まらず
枯れざる花の無きごとく
変わらぬ恋はありはせぬ
はかなき夢を見たるのみ
彼等に射せる月光は
ただその愛を冷やすのみ
そが青白き輝きは
人の心を通り抜く
一時たりと止まらざる
人の心を自らの
輝きに込めその月は
愛と疑惑を映し出す
02-10.28-12.29
----
16行は、元は2行「人の心を通り抜け/大地にそが影を映す」
バリエーション。
折角なので4行に統一。
まだ、放り込む勇気が出てこない/w




