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1110/1484

1110 大いなる力のもとに

忌み、嫌い、恐れていても

避ける事はできはしない

他の事なら回り道を

することもできようが

明日の来ることだけは

押しとどめる事が出来ない


何が待ち受けていようとも

一歩一歩歩んでいく他はない

後はただ目を逸らすだけ

それが眼前に現れるまで

無理にこの顔を引き寄せるまで


おお、時よ、お前はなんと無情なのだ

止まることを知らない"時"

お前のもとに僕は生きる

僕自身の意志の全く

加わることのない力のもとに

どんなに拒んだとしても

結局は押し付けられてしまう

"時"の大きな力のもとに


02-10.28-12.23

その大きな力は、あるいは運命とも呼ばれるもの。

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