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1097 愛しているからこそ / 君ただ一人

愛しているからこそ

もう何も望まない

僕の心はそれ以上

何も必要とはしない


君の愛の証しさえ

欲しいとは思わない

僕を愛してくれていると

言ってくれなくてもいい


ただ、こちらを向いて

微笑んでくれれば

信じられるから

僕の愛を受けてくれたと

証しなどなくても

それだけで信じられる


愛する事の代償に

何も求めたりはしない

満足なのだから

君を愛するだけで


02-10.28-11.19


※※※※


信じていたい

愛していたい

君だけは

せめて君だけは


信じ、愛し合えるのは

ただ心の中でのみ

僕の心に住む君は

ただ一人、信じられる人


一度外の世界に

目を向けたなら

全ては不信と闇

誰も信じられず―

ただ自分だけ

そして心に住む人だけ


僕には君ただ一人

愛せる人、信じられる人

僕の全てを預けても

けして後悔しない人


02-10.28-11.22

契約は双方の意思の表明によって成り立つ。

愛には、双方の証が必要になるものだろうか。


心の定員は一人、というやつ。

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