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1077 私の苦しみのもと
あなたの存在が
私にはなんと愛おしい
あなたの目
あなたの唇
あなたの髪
あなたの顔
あなたの言
あなたの声
あなたの振舞い
私を魅きつけて
離しはしない
そしてあなたの心
それがどれほど貴いものか
私は知っているのだから
ああ、あなたは
あまりに美しく
気高く、そして優しい
そしてその優しさが
私を苦しめる
私を悩ませる
あなたのへの想いが
私の心の全て
たとえ報われようと
報われまいとも
あなたゆえの私
けれどあなたは
私という存在とは
全く離れたところにある
愛しい人よ
悲しいまでに美しい人よ
あなたに触れられるものなら
ああ!
26-7.22-8.8
感情の全ての源であるひと。




