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1048 安寧の日々は過ぎ
あの三日間は
そしてあの時の幸せは
もう戻っては来ない
そしてあれに代わるものも
得られることは無いだろう
そうなのだ
外から働きかけるものが
何一つなかった
あの日々には
全てが望むままにあり
そして僕の望むものは
なんと些細な物であったか
それでも僕は
十二分に幸せだった
あれを幸せと呼ぶならば
誓いは守られて
それとともに
幸せの夢は過ぎた
青い鳥をもう一度
つかまえる事はできようか
12-9.26-10.9
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与えられた休日。ほんのわずかな間の夢。




