表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1046/1484

1046 寝付く前に

なぜかは知らぬ心の高ぶり

そして来たるべき静かな眠り

時計の時をきざむ音

遠くの車走る音、そして

かすかな虫の声


夜の空気はすでに冷たく

理由(わけ)もなく流れる涙

まぶたを閉じ目を伏せれば

部屋の灯りも消えて

生み出された新たな闇に

浮かび来る過ぎ去りし時

通り過ぎてきた物事、そして人

今は忘れてしまったような

それでいて心の中に留まっている


夜の闇の中

星一つ見えはしない

時さえも吸い込んでしまいそうな

深い深い暗闇

ああ、それでもきっと朝は来て

私の夢見は破られる


12-9.26-10.6

眠りに落ちる前の一時。そこで思うもの。感じるもの。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ