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1038 あなたの瞳
月の光にも似た
あなたの瞳
無言でいながら
なんと雄弁に
心を語るのだろう
一目見ただけで
忘れられなくなる
深い深い神秘と
悩ましさをたたえた泉
そこからあなたは
何を求め、何を得
何を与えるのだろう
さみしげでいて
それでいて他人に
手を差し伸べられることをいとう
そんな孤高さをもって
あなたは見つめる
あなた自身に向けられた
他の多くのまなざしを
全てを受け入れる心で
全てを拒絶する心で
ああでも誰もあなたから
目を離せはしない
30-5.24-7.22
「私」は「あなた」に狂わされた多くの者の一人。
そして30番も終わり。割ときちんと書いているものが多かった。
行数は変わらないのだけれど、一行あたりの文字数はかなり変動するので
どれだけちゃんと書いていたかがなんとなくわかる。
後になるほど、短くなると思う。
春ものも大分払ってしまったので。後は夏と秋が残っている感じ。
してみると次は秋かな? 夏はぎりぎり季節合わせられそうだし。
と思ったのだけれど、秋物ってあれが入ってくるんだよなあ……
ということで、今日の失敗を反省して、ちゃんと今日の内に明日の分を用意してみました。




