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1022 想いを彼方に
想いは空をかける
想いは時と遊ぶ
なにものにも縛られない
想いこそ真に
自由なるもの
それに身を委ねて
時を過ごすというのは
なんと甘美で
なんと心地よい事だろう
この存在の全てを
かける価値のあるほどに
私は想う、時を越えて
私は想う、空間を越えて
なにものにもとらわれず
私の存在の全てを
想いに凝縮して
はるか彼方に飛ばす
はるか彼方に
肉体を持っていては
けしてたどり着くことのない
理想郷と呼ばれるところへ
私だけのユートピアへ
30-5.24-6.30
想いだけなら、あなたの元へでも。




