あなたへ…… 遠き過去の想いの墓標

1021 わかち合いたい

夢は一人で見るものです

心の中の小さな小さな世界

でも、それをあなたと

共にわかち合いたいのです

あなたの心が知りたい

私の想いを知らせたい

私が見ている夢を

あなたが描いている夢を

わかち合いたいのです

私の属するただ一つのもの

その私の心に属するもの

きっと他の人から見ると

歪(ゆが)んでいる世界でしょう

私が私のために描いた世界

でもそこであなたと

共に過ごしたいのです

あなたの望む色を

あなたの好む光を

私の世界に取り入れたいのです

好きだから、あなたを

好きだから、私を

30-5.24-6.29

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オリジナルの改行は、最後の二行の前に一か所だけ。

真ん中あたり、「私の属するただ一つのもの/その私の心に属するもの」は、ちゃんと見ると主体と客体が反転しているので、要するに「一にして全」なるということかと。

ゆがむとひずむは、同じ表現になるので、ルビが必要かと。