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1005/1484

1005 どちらの想いに

愛ゆえの悲しみと

悲しさゆえの愛と

愛ゆえの喜びと

喜びを求めるがゆえの愛と


一つの感情は次々

他の感情を引き起こし

一つの想いはまた

他の想いに働きかける


そして今、実際私は何を

求めたらよいのだろう


月の輝きと日の光と

人の生に欠かせぬのは

変わらぬことだけれど

どちらもまた

欠かせぬのだけれど


それでも人は太陽を見つめ

月の光からは身を隠す

昼と夜、光と闇

人の心を支配すべきは

一体どちらの輝きだろう


どちらの想いに私は

心委ねればよいのだろう


30-5.24-6.12

色々な想い、色々な考え

相互に干渉するそれら。では、そのどれに身を任せれば良いのだろう、と。

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