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0100 道を歩いて
今また歩く。昔通いなれた道
昔の面影の残っているのを喜び
新しいものの加わったことを悲しむ
ただ自分の知っていたもののみを貴しとし
他のものが混じることを嘆く
人の、その知らざることがあまりに多いゆえ
せめてその知るものだけは守ろうとする
その変わりゆくことを恐れ、……悲しい人間の性
そを見つめるために、今日また歩く。昔通いなれた道
01-8.5-8.5
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ある意味、これこそが真の始まりの詩
昨日、多分既存部分を一気にダウンロードしてくれた方がおられた。感謝を。この後も読んでくれると嬉しいけど。贅沢は言いません。
評点を下さった方もおられた(もしかしたら同じ方かも)。こちらにも感謝を。
一つ二つでも心に留まってくれるものがあれば、それはとても嬉しいのですが。




