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カササカス  作者: 未知風
「黄金の傘」編
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十一話「元の世界へ」

次回より、完結編である「カササカス」編、始まります。元の世界に戻ってきた主人公たちが見た世界とは?

レッドアイの傘が迫って来る。私はそれを黄金の傘で振り払う。


「何してんだ、お前!!壊せって言ったろ?」

「やだもん。帰れなくなるから」


彼は傘を私に向けて連続で突いてくるが、それら全て振り払う。さらに彼は少し離れて銃を構えて私に撃つが、私の開かれた黄金の傘を回しながら防御していたせいで当たらない。


「レッドアイさん、ごめんなさい」


私はそう言って彼に向けて飛び上がり、傘を振るう。その傘は彼のおでこに当たり、彼は傘からバランスを落とし落下した。そして私も下へと落ちていく。しかし黄金の傘を開いて落下速度を和らげる。


私が下に降りたらレッドアイは大きな布の上で寝そべっていた。どうやら、落下死は逃れたようだ。


「副隊長、ご無事で……」


強く頬を手のひらで叩かれる。口から血がちょっと出た。


「あんたら何か嫌いよ。さっさとトンネル通って消えてよ……バカッ……」


その悲しさに悔しまれた顔はレッドアイさんが恋しくなるほどが分かる可愛さがあった。


「何にやけてんの、団長?叩かれるのがお好き?私が死ぬまで叩いてあげようか?」と雪下さん。

「いやー、いい音なったわ。あれは」と秋彦。

「そっすね」と行彦は同意する。

「んなわけねえだろ。行くぞ、ミルキー団。俺らのいるべき世界へ」

「おぉー!!」とミルキー団全員は言う。

「それじゃ」


私はマントを後ろに向けて投げ捨てる。他に付けていた者たちも真似して投げ捨てた。そしてトンネルの先へと歩くのだった。

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