三話「ミルキー団再結成と願わぬ死」
目の前にいる黒いフードの人を気絶させて傘作屋さんに聞く。
「なぜ傘作屋さんが?」
「散策してた、傘作屋だけに」
「分かりづらいダジャレぶち込んで来ないで下さい。それに戦場で戦えないでしょ?」と交戦中の雪下さんも聞く。
「いや、戦えるさ。この歳でもな。ただめんどくさいことは傘の調査以外出来るならしたくない、ただそんだけだ。それに君のおかけでコンパクト傘は持ち運び楽だしな。そしてなぜ私がここにいるか?それはレッドアイやそこの白軍団が役に立たないからだよ。そして彼らに呼ばれた。また、そこの君に似ているあの子はまだ帰ってこないしなぁ。私が与えた傘から黒いオーラを放たれたとか何とか。私の力を込めて黄金の傘を与えたのに」
「黄金の傘?」
「あぁ、名前は中原優也だったかな?」
私は目を見開いた。その名前は聞いたことある。私の兄の名前である。やはりここのどこかにいる。そして何やら私たちの行動に何かしら接点があるようだ。
「そういうわけだよ、隊長」と七咲南は言う。
「こんな形だけど再結成と行きましょうか、隊長」と秋川亮太。
「私たちは信じてたし、レッドアイさんたちと交戦中の人たちも信じてたわよ。秋彦。それにおかえり、行彦」と秋宮すみれ。
他にもミルキー団は全員揃っていた。どうやら、二分化して私たちのとことレッドアイさんたちのとこに別れてそれぞれ交戦するように仕向けたのだろう。それをしたのは傘作屋の彼女か。
「ミルキー団再結成だ!!戦え!!」と私は彼らに言う。
「おめでとう、そしてこれはお祝い品よ」とクレア・ハートさんの声が聞こえたかと思うと、傘作屋さんの頭がごろんと転がっていた。
いつの間にか彼女の後ろに回り、傘を振り切って彼女の首を落としたのだ。それは誰もが望まなかった死であった。




