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二話「修行の目的」
身支度などを済ませてテーブルにある傘を手に持つ。その隣には赤いフードコートがあった。それを羽織ってドアを開けた。ドアを出たところに雪下さんが荷物を背負って赤いフードコートを身につけてる。そのフードから出てる首の肌が色っぽかった。
「似合うわね」
「雪下さんこそ」
「……くふっ」
喜びが隠せないのか、彼女の口から微かに出てしまったようだ。
彼女と共に仲間たちに応援されながらこの建物を出た。外にはレッドアイさんが傘を持って剣を振るう素振りの練習をしていた。
「おっ、来たか」
「お待たせしてすいません」
「謝るな。むしろ、謝るぐらいならそれを覆すぐらいの努力をしろ……それが分かるような修行をこれからしたい。雪下はお前らしい強さでそして素早さを身に付けさせてやる。お前は二つの傘を……」
「ん?……あれ?いつの間にか一本増えてる!!」
「今頃かよ!!両手に持ってたろ?手にする前に気付けよ。まぁ、いいや。正確的に強くてそして俺も知らないその二つの傘の戦い方を身に付けてもらう。二人ともいいな?」
「はい!!」
私たちはそう言って更なる道へと歩くのだった。




