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三話「雨は敵のために落ちる」
雲から水状の物体が素早い勢いで落ちてくる。そして落ちたかと思えば、半透明な水のようなスライムや大きなムカデのような虫などがその場に広がっていた。
「これが敵だ。こいつらが体に侵入されれば死ぬと同じ価値になる。だから傘を持って抗え」
私たちは傘を持って対抗しようと試みる。ある者は剣型で、ある者は銃型で。そして私は先ほどの魔法型で。それぞれ不慣れながらも対抗する。だが、敵はわんさか出てくる。
「悪戦苦闘だな」
その声に反応して後ろを振り返った私たち。そこにいたのは……。




