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仲間


ブンブンさん達と死に物狂いで食べ尽くして、親睦会を終えた。








翌朝



ここはどこだろ?


飲み過ぎて記憶が無い。



嫌、食べ過ぎた記憶だけは有る。



ゆっくり思いだしてきた。



ここは、ブンブンさんの家だ!!



酔っ払いに理屈や理論が成立するはずも無く。



何の理由も無く、ブンブンさんの家にいるのだ。


?「おはようございます、起きたみたいですね。」


「食事の用意が出来て居ますからこちらへどうぞ。」


目の前には、蜂の妖精が

案内してくれた。



ブンブン「悪かったな無理やり連れまわして。」

「酒が入ると力尽きるまで飲み歩いてしまうのだ。」



良くいる、迷惑な酔っ払いと言うやっか………。


声に出さ無いでそんな失礼な事を考えていた。



状況も理解できたので、脳も動きだした。



アル「おはようございます。」



ブンブンさんから、搾りたての新鮮な蜂蜜を受け取り一気に飲みほした。


上品で甘さも香りも控えめな蜂蜜で粘りこそ有るが、凄く美味しい。



アル「蜂の巣以外からも蜂蜜がとれるんですね。」



ブンブン「この地方独特の蜂蜜の実だ。生でも焼いても旨いんだ。」



そう言って見せてくれた実は、濃いめの赤い実で中は琥珀色をしている。

かじると中心には大きな種が一つ有るが、りんごの用な食感だった。


味だけを比べたら杏に似ているが杏より酸味ははるかに少ない。



昨晩あれほど飲み食いをしたのに、もう食べれるのは不思議だ。



?「アルさんは、朝からしっかり食べてくれて嬉しいわ。」



ブンブン「私が連れてくる仲間は、朝は余り食べないからな。」



アル「そうなんだ、美味しいからつい食べ過ぎちゃたみたいだ。」



ブンブン「私の妹は、なかなかの料理上手だろ?何なら連れて行くか?」


アル「え?」



?「お姉ちゃん」



ブンブン「冒険者の見習いにどうかと思ってな。」


「将来戦士になるにも、良い経験だろ?」






うやむやの内に、押し付けられてしまった。


彼女の名はシュシュ、蜂の妖精族だ。


糖気はまだ使え無いが、気と雷の魔法は使える用だ。



戦士になるまでの三年、見習い冒険者として俺の仲間になった。










ミミ「それで、女の子を連れて帰ってきたわけ?」



ナディア「呆れましたわ。」




こうして、俺たちの冒険者学園の卒業旅行は、終わった。





第1部、完結


第2部は、冒険者として世界を旅します。

風邪で、しばらく休んでしまいました。

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