妖精の森
俺達はお菓子の国のある島に行く船に乗り込んだ。
妖精の森全体が1つの島になっている。
広さは約8~10万平方キロとかなりアバウトだ。
船で何事も無ければ一週間で島に着く事が出来る。
潮風に甘い香りが混じりだして丸と1日。
妖精の森に到着だ。
アル「ようやく着いたね。」
ミミ「凄い森だね。」
ナディア「世界的に2つと無い妖精の森でわ、凄くても不思議でわ無いですわ。」
巨大な木の根が大型船の船着場に成ったいて、そこに停泊した。
森の木をそのまま使い、船着場だけで無く、家や店が作られている。
ナディア「せっかくですので、ここで食事をしませんか?」
ミミ「良いね~~~!」
アル「賛成だよ。」
見た目の可愛い店に入り注文をする。
アル「リスも大好きチョコの種とシナモンミルクのセットをお願いします。」
ミミ「私は、蜂蜜の宝物を贅沢に使ったチーズケーキと搾りたてリンゴのスッキリジュースにします。」
ナディア「わたくしは、虫歯も逃げ出す驚きの甘さが決め手のバナナマフィンとエレガントな紅茶をお願いしますわ。」
アル「エレガントな紅茶て美味しい???」
ナディア「気になります?」
アル「気に成る。」
「ちょっと迷ったけど結局無難なのにしたから。」
ナディア「オールドローズのジャムを入れた紅茶みたいですわ。」
「ダージリンとシルバーチップの茶葉をブレンドした紅茶を濃いめに出してるから、よく合いますわ。」
アル「シルバーチップてかなり高い茶葉だよね?」
ナディア「シルバーチップだけだと美味しく無いですけど、他の茶葉と混ぜると素晴らしい香りと味になりますわね。」
「もちろん高級ですわ。」
ミミ「値段が高いわけだな。」
ナディア「それに見合うお味ですわ。」
アル「小さな店だけど、良い材料使ってるんだな。」
ミミ「お菓子の国が楽しみだ。」
アル「どんな旨い物が有るんだろう?」
ナディア「夢が膨らみますわ。」
アル「変わりに、腹は減るけどね。」
腹も良い具合にいっぱいになり森へと挑む事にした。
森を進むほど巨大化する妖精の森を進んでいく。
途中、クッキーモンスターを倒しなが1つ目の村に着いた。
この森は、一年を通して食料が豊富にとれる。
モンスターの危険度は高いが販売価格もそれなりに高い。
おかげで冒険者は多いのだ。
アル「コレだけ食料が豊富だと、保存食を持って来たのがバカみたいだね。」
ミミ「この森がコレだけ豊かだと思わなかったからね。」
ナディア「予想以上に豊かな森ですわ。」
「モンスターさえ攻略出来れば夢の用な場所ですわ。」
アル「確かにね。妖精が支配してるから、木を切ったり出来ないけど、普通に住みやすい所だね。」
ミミ「冒険者ならそうだな。」
「モンスターも強いし、普通の人には厳しいと思うけどな。」
ナディア「実際に冒険者は多いし輸出入大国ですわね。」
1つ目の村は、お菓子の国との中間点に有り、村と言うより、巨大な市場の用だ。
この村で一泊して明日お菓子の国に向かう。
葉っぱのベッドは緑の香りがしてグッスリ眠れた。