卒業
遂に卒業だ。
学園には一年教育の一般冒険者と
同じく一年教育の冒険者事務
三年教育の専門冒険者
六年教育の子供冒険者
などが有る、
この学園には無いが他にも様々な種類が有る。
しかし、実力や冒険者ランクの違いにより立場が違う事は当然有るが、それ以外では全く同じ冒険者で有る。
冒険者の中でやりたい事が違うだけで、同じ免許で有る。
本日、卒業に当たり、卒業試験が実地された。
冒険者以外の学園では、卒業式が行われるが、ソコは冒険者学園で有る。
学園に入れたから卒業出来る訳では無い。
卒業試験は当然一番難しい物が用意されている、試験の合格率50%だ。
現役冒険者に勝つ事で有る。
最悪負けても善戦無いし力を示せば良いのだが難しい。
学園は生徒の家族や街の一般人、冒険者協会の関係者や青の教会関係者、国の重鎮なども来ているのだ。
巨大な学園スタジアムはこの日の為だけに存在し、誰でもが見学出来るのだ。
クレア先生が何人入るとか言ったが忘れた、とにかくいっぱいだ。
ガイ「お前たちが冒険者ランクの高い位置からスタートが切れるのは、現役冒険者に勝つ事だ。」
「冒険者になるだけならこの学園に来る必要も無い。今まで培った力を全て出し切れ。」
クレア「現役冒険者は手を抜いたりしないわよ。色々な人が見てるて事は仕事に繋がるわ。」
「勝てば、依頼も増えるしあなた方にわざわざ負ける冒険者は来て無いわよ」
落胆の声が漏れる、密かに期待はしていたのだ。
優しい先輩冒険者が着てくれる事を。
1対1の戦いでパーティーと組んで戦うのに慣れた俺達には厳しい。
アル「不安だな。」
ミミ「私もだ。」
ナディア「不安はみんな同じですわ。」
「今年度の一般冒険者では、私達のパーティーが一番優秀だったんだから、自身を持って戦って勝つだけですわ。」
アル「たまたま、強い冒険者に当たったどうする?」
ナディア「その時は、善戦するしか無いですわ。」
ミミ「そうだな。命懸けの戦いで無いだけマシか。」
アル「確かに、卒業試験までに死んだり怪我したら試験受けれないからね。」
覚悟を決めて控え室に向かった。
戦う順番は、ナウシカ、ミミ、俺で有る。
コロシアムは中央に人工の川が流れた地形を再現して、所々に木が生えている。
隠れる用な場所は無さそうだ。
右手側に学園の生徒、左手側に現役冒険者の控え質が有り、順番に戦って行くシステムだ。
ナディアちゃんが呼ばれた。
相手は(10スター)だ。
特殊な拳法を使う相手だ。
アル「ナディアちゃん頑張って、間合いに注意したら勝てるよ。」
ミミ「ナディアちゃん頑張れ~~~」
ナディアちゃんは、牽制に、矢を連続で放つた。
煙を放ちながら、相手の周りに矢が刺さり煙で姿を隠した。
ナディアちゃんが煙の中につこんて行く、剣と剣がぶつかる音が聞こえくる。
魔法の炎が煙の中から何度か見える、
ナディアちゃんが勝ちをもぎ取った用だ。
ナディア「私やりましたわ。」
手をお客さんの方に降っている。
親でも居たのだろう。
帰って来たナディアちゃんに皆が祝福をする。
アル「おめでとう、流石ナディアちゃんだったよ。」
ナディア「有りがとう。思った以上に強がったですわ。」
ミミ「やったなナディア。」
「最後は得意の連続突きだったのか?」
ナディア「そうよ、一か八かのかけでしたわ。」
ナディア「次はミミちゃんですわね、頑張ってミミちゃんなら勝てますわ」
ミミちゃんも呼ばれてコロシアムに出て行った。
相手は、魚人の冒険者だ。
陸上戦が苦手な魚人の冒険者に当たったのはとても有利だ。
ナディア「ミミちゃん頑張って、勝てるわよ。」
アル「頑張れミミちゃん」
既に集中もして周りの声は聞こえて無い。
戦いは、川に入れなければミミちゃんの勝ちだが
川に入られたらどうなるか分からない。