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終わり良ければ………




今日は久しぶりに座学が有った。




座学は、体を休める唯一の授業だ。



学園生活も後半からは、自分で冒険を組み立てる事て実際にチャレンジしたり、先生方からの指示で依頼形式の訓練、仲間との合同訓練、全て体を使う訓練が多い。



座学は一週間に一度ぐらい有りゆっくり出来る。



入学当時は、マナーから応急手当まで冒険に必要なスキルそれに、初級魔法学だったが



今は、中級魔法学に冒険薬学と治療薬作り、それに数学や科学だ。



数学や科学は授業としては少ないが、魔法学にとても深く関わって来る。



然し今日の授業は、魔法学とは関係の無いクイズの用な数学だ。



魔法学では答えを出す数学と。答えを考える数学に別れる。



考える事が重要で答えが正しいかを必ずしも求めては無いのだ。



そんな訳で問題。



問い1



金貨6枚と銀貨4枚が入った袋の中から適当に4枚を取り出しました。



金貨1枚と銀貨3枚になる選び方は何通り有るか答えよ。



硬化には、通し番号が有り同じ物では無い。







問い2



金貨10枚と銀貨7枚の入った袋の中から、5枚を取り出した時。



金貨2枚、銀貨3枚になる組み合わせは何通りあるか答よ。



硬化には、通し番号が有り重複はしない物とする。




こん問題と図形の問題が一つだ。



計算は面倒なので図形の問題に挑戦した。




クレア「アル君は、図形の問題のが好きみたいね。」



「空間把握能力が高くなるから頑張りなさい。」



アル「ハイ、解けるかわかりませんが頑張ります。」



クレア「ナディアさんは、計算問題からね。」


「魔法の処理速度が速くなるから頑張ってね。」



ナディア「頑張りますわ。」



クレア「ミミさんは、諦め速いわね。」


「何も考え無い事も大事よ、ゆっくり休みなさい。」



ミミ「ハイ、」



クレア「素直で良いわね。」







得意な筈の図形問題でまさかの苦戦をしてしまった。



きっと、πを使わない問題なんだ。



アル「クレア先生、ヒントをお願いします。」



クレア「あらもう?」


アル「πもおっぱいも使わないと、想像力が上手く働きません。」



クレア「πは使わないけど弧は使うわよ。」



クレア「ヒントは円に内接する四角形の性質を考えてみて。」


「対角の和は180度だから角EFDを置き換えたら解りやすいわよ。」



アル「もう少し考えてみます。」




決して難しい問題では無いが残念ながら答にはたどり着け無かった。



ナディアちゃんは、しっり全問正解だ。



ミミちゃんもしっり体を休めたらしい、一問も出来て無いのは俺と同じなのに、スッキリしない。



ミミ「アルも出来なかったのか?残念だったな。」



ナディア「難しい問題では無いから、思考の狭間に落ちましたわね。」



アル「まあ、だね。」



ミミ「元気出せ、たまには良いじゃ無いか。」


「それとも、私と同じでは不満か?」



アル「そうじゃ無いけど。」



ナディア「アルなら、夕食食べたら元に戻りますわよね?」



ミミ「それもそうだな。」



アル「俺て、そんなキャラなの?」



ミミ「初めは、ただの変態だったけど成長したなアル。」



ナディア「本当の事ですけど、言ったダメですわ。」



アル「速く夕食たべてスッキリしよ。」









夕食は、ジャガイモの肉入りニョッキにほうれん草ソースがタップリかかった物と、イタリアンピザだ。デザートには濃いめのカプチーノにココアパウダーがタップリと。


香りの良いビールと最高に合う。



イタリアンピザは。ボリューム満点だし。



ニョッキはラザニアに近いかも知れない、ニョッキはニョッキだけど。



茹で炒めたほうれん草ソースは体力回復にもってこいだ、ニョッキの中の肉はモンスターのレバーが入り栄養満点、美味しさ爆発て感じた。




1日を終え、終わり良ければ全て良しと言うことだね。

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