クリスマス休み
もうすぐ冬休みだ。
普通の学園ならクリスマス休みだが、冒険学園は遠方から来て居る学生のために一週間の休みがあり、冬休みと呼ぶ
クリスマスを家族と過ごすために家に帰る者たちは多い。
俺は、実家に帰るつもりはもちろん無い。
一人前になるまでは、帰らないつもりだ。
冬休みは夏休みと違い皆強くなっている。ここまできたら、卒業出来ない者は居ないだろう。
問題は、この冬休みをどう過ごすかだ。
一週間は長い用で短い、病院でのバイトは避けたいし悩むとこだ。
ミミ「アルは冬休みも帰らないんだろ?」
アル「そうだよ、ミミちゃんは、帰るんだろ?」
ミミ「悩んでる床だ。ホントは帰るつもりだったんだがな、ナディアはどうする気だ?」
ナディア「考えてみれば帰っても、堅苦しいパーティーだけですわね。」
ナディア「残るとして、何をするんですの?何か特別な事をするのなら残りますわ。何も無いなら帰りますわ。」
ミミ「何もしないのに、残る意味は無いな。寧ろ寂しいし。」
アル「みんな俺を気にしてるなら、帰った方が良いよ。」
「やること無いし。」
こうして冬休みを迎え、アルは1人になった。
寂しくなんて無いやぃ!
食堂に昼食を食べにいくがやはり人はまばらだ。
料理は塩ゆでした豆のスープに、焼いたソーセージにパンだ
ビールには、合うが寂しい気分がます。
そんな時である。
捨てる神有れば、ひろうクレア先生だ。
クレア「アル君暇そうだわね、私の仕事を手伝うき有る?」
「仕事と言ってもプライベートな物だわ、ちょとした食材を取りに行くだけよ。」
アル「暇なので良いですが何を取りに行くんですか?」
クレア「良い物よ。」
「アル君にも探して貰うから後で図鑑を見せるわ。」
アル「クレア先生のプライベートルームは、初めてきました。」
「良い匂いですね、何かの花ですか?」
クレア「コレ?、コレは木の香りよ、私はエルフだからこういった香りを好むの。」
アル「森の香りですか。懐かしい気がすると思いました。」
クレア「コレだ、この実を探しに行くのよ。」
図鑑を手渡された
(雪の実)美白効果の高い木の実。
真っ白で非常に見つけ辛い。
アル「厄介そうですね。」
クレア「正直かなり厄介よ、見つけ難いわね。」
「報酬に希望は有る?出来るだけ答えわよ。」
アル「何でも良いですか?」
クレア「とりあえず聞いてみないと分からんから言ってみて。」
アル「聞いて殴ったり魔法を使ったりしませんか?」
クレア「殴るし蹴るし魔法も使うから良く考えてから言った方が良いわよ。」
アル「おっぱ」
アイスホール
クレア「良く考えてから言ってね。」
アル「…………」
クレア「そうだわ。アル君鎧を卒業したいて言ってたわね。」
「先生が特別に良い物上げるわ。」
アル「ホントですか、嬉しな~」
クレア「準備は良いわね?」
クレア先生の秘密の場所に出かけた。
冒険者と言うのは、大抵秘密の採取ポイントや討伐ポイントを持って居る。
アル「ここは、雪の実の採取ポイントですよね」
クレア「そうよ。」
アル「雪しか無いですけど。」
正面に氷の壁が有りその手前に雪原が有るだけなのだ。
クレア「そう言った場所にしか出来ないの。基本雪の下に埋まってるわ。」
アル「魔法で雪を溶かすとかしたらダメですか?」
クレア「ダメよ雪の実は非常に繊細なのよ。」
「地味に探す以外に方法わ無いのよ。」
アル「頑張ってみます。」
あまりに見つからないので俺は場所を変えてみた。
氷の壁を少し登り平な部分の雪をかき分けて探して見ると少しだけ見つけた。
日も傾きかけてきた時、クレア先生から念話が有ったので、一度戻った。
クレア「アル君どこでサボってたのかな?」
アル「サボって無いですよ。一生懸命探しました。」
クレア「ホント?途中から見なかったわよ。」
「とりあえず何個有ったの?」
アル「コレだけです。」
俺は封印魔法でカード化した雪の実のカードをわたした。
クレア「アル君、凄いわ。こんなに沢山見つけてた何て先生疑ったりしてごめんなさい。」
そう言うと嬉しそうに抱きしめてくれた。
おっぱいが~当たってる
ラッキースケベイベントに、本当に頑張って良かったと思うアル君でした。