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想像する力が魔法を強くします

学園に戻るとクレア先生に殺舞芋を渡した。計量して学園が買い取ってくれるのだ、もちろんパーティーメンバーで均等割の収入になる。


こうして買取をして貰い

お小遣いや、卒業後の装備品や生活費に成るのだ。



学園も生徒から買取した物を販売している訳で正当な取引でも有る。



学園で作る薬は、基本的に学園の物に成る、学園が用意した材料だからだが、この薬が規格外薬として学園で安く販売して居る。


自分で作った薬は、自分で買うか、学園に引き渡すのが基本だ。




アル「俺たちも随分冒険者らしく成ったな。」


ミミ「そうだな、学園の卒業生は即戦力に成るのだから当たり前かも知れないが、強さだけで無く冒険者らしいて所か。」


ナディア「そうですわね、初め強さばかり求めてた人たちも今は違いますわ。」


アル「魔法使いで有名なこの学園のイメージは何処から来てるの?」



ナディア「クレア先生のイメージかしら、有名ですから。」


ミミ「実際アルやナディアは魔法も強力だろ?」


アル「あまり実感は無いな、ミミだって強化魔法は凄いし。」


ミミ「世間では、強化魔法は魔法じゃ無く、闘気だから関係無いんじゃ無いのか?」


ナディア「庶民の魔法使いの魔法のイメージは、アル君見たいな生活魔法かも知れないですわ。」


ミミ「私は今でも生活魔法のが魔法らしく感じるな。」


アル「規模が違うし、少ない魔力だから細かいコントロールがし易いからかもね。」


ナディア「そうに違い有りませんわ、学園は特に魔力のコントロールを教育しますし。」


アル「そうすると、ガイ先生が教えてくれる、実戦的なのは、一般人のイメージと違う地味なの多いね。」


ミミ「脳筋の割に繊細ですしね(笑)」


ナディア「そうですわね(笑)」





ナディア「所で卒業後はどうすんのが決めてますの?」


ミミ「正直、学園に来る前は強く成りたいだけで、冒険者として何か目的が有ったわけじゃ無いんだ。」


アル「俺は、世界を見たい、冒険者になれば世界を回れるからね。」

「そう言うナディアは?」


ナディア「私くしは、貴族だから貴族の格を上げるために、親から言われて来ましたから、将来までは…………」


ナディア「貴族は騎士か冒険者で名を上げるのが一般的なので、戦争が無ければ騎士では名を上げれませんわ。」

女では騎士に成るのは難しいですし、冒険者は多いですわ。」



ミミ「貴族も大変だな。」


アル「貴族の女性のイメージとは違うもんだね。」


アル「ナディアはこの学園の他の貴族とも違う感じだけどね。」



ナディア「それ、良いイメージですか?聞くのが怖いですわ。」



アル「良いイメージだよねミミちゃん。」


ミミ「もちろん、大事な仲間ですし。」










俺たちは、卒業後一緒に冒険するのだろうか。


口には、出して無いけど皆不安なんだと思う。


コレ程の仲間に出会える事は二度と無いかも知れないのだ、価値観も何もかも違うのに、この仲間に対して考える感情は同じなのだろう。


学園が無ければ出会う事の無い者たちが、今は一番大切な仲間だ。



未来に存在する卒業と言う名の別れ道を遠くに見つめて俺たちは黙ってしまった………



今日の夕食のビールは苦かった。








何時もの用に起床ラッパと共におき朝食を食べる。


朝食は、魚とジャガイモのパイと具沢山スープにデザートにレーズンバターをかけたホットケーキだった。



美味しく朝食を食べて教室に行った。


クレア先生がやってきた。


クレア「今日は、普段と違った授業をしますよ、良いわね、この問題に付いて考えて。」


「0.999999999と無限に続く数字が有るとするわね、その数と1はどちらが大きい?それとも同じ?」


1=0.999………

それとも

1>0.999………


どちらか良く話しあって考えて、


コレ以外の答えでも良いわよ。

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