迷宮魔法
個人レベルも随分上がってきた
俺たちはスピードを重視したお陰で連携も皆遅れる事は無い、
他のパーティーの連携とはタイプが違う、万が一、メンバーがかけた時にも大幅に戦力ダウンには至らないのだ。
走りながら、動く的にマジックアローを当てる、戦闘間魔法の精度も上がり、安定感がました。
広範囲魔法より魔力消費も少なく効率が良い。
今日の授業は迷宮探索だ、目指すは15階、此の階には、迷宮魔法と言う、生きてる迷宮から力を借りる特殊魔法、(逃げるんです)が有る、迷宮から脱出出来る魔法だ。
逃げるんですは、覚えるまで何度でも挑戦でくる、運次第とゆうわけだ。
アル「体力温存で、遠くの敵にはボーガンを使おう」
ミミ「了解だ、私はいざという時に備えておくよ」
ナディア「私くしと、アル君がボーガンで狙いますから防御は頼みますわ」
遠い敵にもナディアは正確に急所を当てる。
アル「流石だね、俺はそこまで正確には当てれ無いよ」
ナディア「アル君も十分当ててますわ、」
「それより、そろそろこの戦術もキツいですわね。」
ミミ「バックを任されてる身としては、楽で良いが体力温存も倒せねば意味が無いからな」
アル「そうだね、」
「ここからは、スリートップで良いよね」
ナディア「待って下さい、ミミさんは武器をサーベルに変えたばかりですわ、慣れるまで後方のがよろしく無いかしら」
ミミ「イヤ問題無い、寧ろ調子は良いんだ」
ナディア「それでしたら、問題無いですわね。」「信頼しておまかせしますわ。」
ミミ「そう言って貰えれば嬉しいよ」
次々に立ちふさがるモンスターを倒してゆく。
何度も探索で歩いた道だ10階まで降りてきた、此処から先は未知の領域だ皆にキンチョウが走る、
ミミ「私たちなら、問題無いさ。」
ナディア「そうね、油断さえしなければ問題無いですわ。」
危なげなく15階にまでこれた。
アル「最も早くに潜っても良かったかも知れないね」
ナディア「結果だけ見るとそうですが一度で契約出来なければ又戻る事に成りますわ」
「安全に行き来出来る今ぐらいが丁度良いと思いますわ」
ミミ「そんな気もするな。」
アル「確かにね。」
ミミ「卒業までに契約出来るのは5人に1人だ上手く契約出来れば良いが」
ナディア「卒業後に別の迷宮で一回で契約出来るケースも有るそうですし、こればかりは運次第ですわ」
アル「そうだね」
「早速試そか?」
ナディア「何だかドキドキしますわ」
ミミ「…………」
地下15階の中心に有る部屋に迷宮契約の石が置かれていり、皆がなぜ回したせいかツルツルになった石だ、見た目は黒曜石の用に見える。
アル「何もおこらないね」
ミミ「その用だな」
ナディア「ですわね」
「一度で成功する方が少ないのですから仕方ありませんわ」
アル「気長に挑戦するか、1日一回挑戦出来るわけだし」
ミミ「そうするしか無い用だな」
「今まで調子が良かっただけに、誰か1人は逃げるんですを覚えられると思って楽観視していたよ」
アル「それは、俺も思った」
ナディア「私もですわ」
アル「気を引き締めて、戻ろか。」
皆俺の言葉に同意した、やはり戻る足取りは重い。
地上に出るとまだ時間が有ったのでガイ先生の指導を受けた。
俺たちは、速さ重視の戦闘スタイルは間違って無いが、スピードに振り回されない用に足腰の粘りを強化する訓練をする用に言われた。
ガイ「スピードだけで軽くては、ダメージを与えられないモンスターもいる、スピードをいかすには、体のバランスが大事だ。」
「足腰の粘りや、体の中心の力だ、コレがしっかりしたら、スピードもパワーも上がる。安定した体なら魔法の命中率も上がるんだ。」
ガイ「スピードに振り回されたら、動きを詠まれ速さが意味を失うぞ。」
「今の所バランス良くスピードを付けているから、足腰の粘りを付ければ、更にスピードアップするはずだ。」
時間まで訓練をして食堂に向かう。
今日の中食は、モンスターの腸詰めに焼きトウモロコシそれに黒いソースのパスタだ、デザートはメロンのアイスだった。
どれも旨い、黒いソースのパスタは微妙だが、食べやすくて良い。
メロンのアイスも旨い。
メロンその物よりずーっと旨いのが不思議だ。