属性魔法が夏休みの宿題に
朝食も済ませて教室に向かう。
半数程度の学生は疲れがのこり、顔色も優れない
中には、目の下が痣の用になって居る物も居る、カサツキ、ひび割れた肌が安全の森で十分な食事も睡眠も取れなかった事を物語っていた。
個人の能力だけで無くパーティーのコミニケーション能力や運さえも探索には必要で如何に過酷な訓練だったかが思い出された。
恐らくこの中の何名かはこの夏休みで脱落しもう会う事も無いのだと皆が感じて居るのだろう。
そんな暗い空気の中クレア先生がきた。
クレア「まだ疲れてる人も居るけど、授業は手を抜かないわよ」
クレア「今日は、魔力の属性変化に付いてね、夏休み中に属性変化を身につけて下さいね。」
とかなり無茶な宿題まで出された(-o-;)
ミミ「魔法の適性が無い人はどうしたら良いですか?」
クレア「そう言う人は、魔力を気にして貰うわ。
前に言ったと思うけど、魔力と闘気は同じ物よ、違いは変化のしやすさね。」
「魔力は変化し易く、闘気は変化し辛いのよ。」
「もう一つの違いは、魔力は体の外で作用し易く、闘気は体の中で作用し易いの」
クレア「もちろんこの考え方は、魔法学の考え方であって一般的では無いは、闘気を別な呼び方で言うと、付属魔法や強化魔法と呼ばれるわね。」
「私の教え方では、予備知識で偏見を持った考え方に染まる前に、魔力や闘気の基本身につけさせたの」
「普通、闘気は達人や一部の一族叉は種族しか使え無いと思われがちだけど、その修練方法が知られて無いだけね。」
ミミ「私にも、魔法が使えるて事ですか?」
クレア「流石に誰でも身に付けれる分けじゃ無いわ。」
「でもその素質が有るから学園に入れたのよ」
クレア「マジック ローブ、魔力を体に纏わせるだけの事で力もスピードも防御力も上がらなかったわよね?」
「厳密には、上がってるけど大きな効果は得られて無いはず、何故でしょ?」
クレア「誰かわかる?」
アル「魔力が足りないからですか?出来るだけ薄く滑らかにて練習したし」
クレア「残念ながら違うわ、他に意見は無い?」
ナディア「私たちの体に有った魔力だから、魔力量が増えて無いからですか?」
クレア「確かに他人の魔力を奪えれば、そういった効果も有るけど今回は違うわ」
クレア「魔法は魔力に方向性を与える事で現象を起こします、これが基本です」
「魔力或いは闘気に方向性が無かったから効果が無かったの、マジックボールは、攻撃する意思が有ってぶつけてたはずね、だから現象として、的を破壊できたのよ。」
「魔法は想像力、イメージ力、思いの力で方向性を作り上げ、現象として起こすのよ。」
クレア「それにも素質が必要なんだけど、その素質を決める要因の半分は魂に有るのよ、残り半分は残念ながら不明ね。」
「素質が無くても多少は使える用になるわ、ただ一生を棒にする気が有ればだけど。」
クレア「話しがズレたわね、闘気を使えるかは、魔力量と魔力濃度が十分で魔力をコントロール出来てれば良いのよ」
「魔力を纏って、力が強くなるイメージ、素早いイメージ、防御力が高いイメージを持つ、コレが気で有り、強化魔法よ」
「一度に複数のイメージでバラバラになるより、どれか一つをしっかりイメージ出来た方が効果が高いわ、魔力の属性変化率の問題ね」
クレア「複合魔法より単純魔法のがまずは、良いて事ね」
クレア「どんな属性魔法も同じよ、夏休み中に、どんな種類の属性魔法でも良いから使える用にすること、午後からは魔法訓練所でしっかり練習してね。」
授業が終わると、何人かの目には光が戻っていた、夏休み中に辞めていく人たちが減ったか用だ。
昼食を食べに食堂に向かった
アル「ミミ良かっね、魔法使えるみたいじゃ無いか」
ミミ「マジックボールやマジックアローでも十分だと思ったけど、まさかレア魔法と言われる複合魔法が誰でも使えるとは考えもしなかったな」
ナディア「誰でもじゃ無いですわ、やはり素質が有ったて事ですわ」
アル「そう言う事」
昼食はロバのバックリブワインソース煮と野菜リップにデザートはカットフルーツの盛り合わせだった