休日
妄想の時間も終わり、夕食を食べに食堂に行く牛ランプステーキのヘラクレスソースかけと、オニオンガーリオスープにデザートはマイクロキャロットのゼリーだ
学園にくるまで豪華な食事など食べた事は無かったのに今ではこの初めてみる料理が既に懐かしく感じる
旨い、むさぼる用に食べると眠気が襲ってくる
部屋に戻るとベッドに吸い込まれるように眠りについた。
小鳥たちの鳴き声で目を覚ますとゆっくりと伸びをして起きる
あれだけ食べたのに朝にはしっかりとお腹が空くのは不思議だ、これも魔法だろうか?
食堂に並んで居ると、クレア先生もいた
アル、ミミ「先生~おはよー御座います」
クレア「おはよー2人とも早いのね」
「ナディアさんは朝は居ないの?」
アル「はい、ミミと僕はたまたま同じ部屋だったので朝から一緒ですが、ナディアも昼と夜は一緒に食べてます」
クレア「あらそうなの?朝は誘わないのね」
ミミ「彼女は貴族なので私たちとは、建物も違いますから、仕方が無いと思います」
クレア「そうね」
アル「クレア先生、もうみんな帰ってるんですか?」
クレア「まだ半分も帰ってきて無いわよ」
ミミ「今日の授業はどうなるんですか?」
クレア「1日おやすみね、しっかり体を休めなさい」
「怪我や体調を崩したなら無理する前に青の教会で治療してもらうのよ」
アル・ミミ「ハイ、一応私たちパーティーは大丈夫だと思います」
クレア「そう、ヤッパリ優秀ね討伐ポイントも一番だったわよ、薬草採取でも二位のはずよ」
ミミ「この調子で頑張ろうなアル」
アル「ああ、」
朝食はトマトとピーマンの肉詰めにチーズをかけて、トウモロコシのスープにデザートはシホンケーキにフルーツソースを添えて
肉詰めは揚げあるみたいで見た目よりもボリュームが有った、
1日休みになると寝るしか思い付かないのが男と言う物かも知れない
ミミ「アル今日の予定が無いなら学園迷宮に行って見ないか?」
ナディア「一階だけで直ぐ帰ってくる予定だけど来てくれると助かりますわ」
アル「特に何も考えて無かったから付き合うよ」
ミミ「それでこそアルだな」
学園迷宮も上の階には、ザコばかりで特に罠も無いはずた。
迷宮に入ると生活魔法のライトで周りを照らした。
マメゴンやトマトンといったザコばかりが出てきた
トマトンは真っ赤な植物系モンスターでどちらのモンスターも倒しやすい。
ミミ「迷宮でなければ、食材としては美味しいモンスターなんだがな」
ナディア「仕方無いですわ、例えモンスターを持ち帰るのが出来ましても、こうも多ければ荷物になってしまいますわ」
ミミ「確かにそうだな」
アル「安全の森でもそれで失敗したしな」
アル「昼までもう少し倒したいね」
学園迷宮の一階は植物系食材モンスターに分類されるモンスターしか出ないらしい。
レアなモンスターとしてはバナナンバナナと言う黄色いモンスターが居た、コイツは良く滑る皮を飛ばして来るので他のモンスターと出た時には注意が必要だ。
まあ、転ぶだけだから単独で出たとしても全く相手にならない。
隅々まで一階を探索して薄暗い中での戦闘に慣れる、ミミは猫型の亜人の特長でこの暗闇でも普通に見えてるそうだ。
亜人の差別の無いこの国だが何故か亜人は少ないらしい、不思議な事だ。
昼食に間に合う用に迷宮を出て食堂に向かう。
昼食は、蒸しヤギ肉のビックリソースにトマトンの煮込みスープそれにデザートがレイズンアイスに貴腐ワインをかけた大人のデザート
どれも旨いが、デザートとビールにはあわなかった。
昼からは、しっかり体を休める事にする、特に疲れが残る気はしないが、知らず知らずに無理をしていた用で汗をかく程度に柔軟をしながらお互いマッサージをする。
知らず知らずにみんなお昼寝タイムをとっていた
30分ほどの昼寝体も頭もシャキシャキして、夕食までは苦手な勉強をナディアに教えてもらった
ミミも頑張っていたがやはり勉強は苦手な用だ。
明日は夏休み前の最後の授業になる気持ちが緩まない用に日課の訓練をこなしてから寝た。