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100キロ走破

新たなベースキャンプを見つける前に夜を迎えてしまったアルたちは


とりあえずテントを建て火を準備した、


アル「荷物が増えた分だけ遅れる事を今後は計算に入れる必要があるね」


ミミ「それに帰りにもモンスターと遭遇する事も考えないとな」


ナディア「そうね、これが最終日で遅れてたら最悪でしたわ、そう考えたら今回私達は良い経験をしましたわ」


ナディアの発言に皆頷く


ミミ「モンスター討伐が上手く行き過ぎて過信があったかも知れないな」


ナディア「私達が強いのも有りますが、勝って当たり前の状態を私達が上手く作れてるのが勝因ですわ」


アル「俺たちバランス良いし、チームワークも良いから戦闘意外の面で油断がでたみたいだね」


アル「とにかく、学園に帰るまでが冒険だと思ってギリギリの選択は避けよう」


ミミ「私は運が良いな、」


アル「いきなり何良いだすの?」


ミミ「この学園に来るまでは、一人でやっていける自信が有ったんだ、たとえ冒険者と言ってもだ」


「だが、実際は君たちに助けて貰ってばかりだ、私の判断では、既に全滅してたかも知れない」


「君たちとパーティーを組めて良かったと思っただけだ」


ナディア「それは、私たちも同じですわ」


「誰かかけても、代わりはいませんことよ」


アル「多分みんな同じ事を考えてるよ、同じ物を食べ同じテントで寝る、家族みたいなもんだ」


ミミ「言えてるな」



こうして初めての冒険は無事に終わりへと向かう1日1日と冒険者としての確かな手応えを感じる、モンスター討伐も薬草採取も充分な量が取れた。



ニンニン蝉のステルス攻撃には、初めは手を焼いたが今では寧ろ美味しいモンスターだ。



充分な余裕を持って行動出来る、来た当初では考えられない変化だ。


寧ろガムシラに突き進んできた学園生活と真逆と言えるのだ。


遅めのお昼を食べ集合地点へと向かう、余裕を充分にとっていたおかげで

一番に付いた、全て換金して貰うとガイ先生からとんでもなさすぎる発言が飛び出した、そのあまりの発言に耳を疑ったが間違いでは無かった。


ガイ「お前たち随分と早いな」


クレア「普通ギリギリまで粘るから、遅れててしまうパーティーが何組も出るのに、優秀ね、充分な成果もあった用ね」


ナディア「ハイ、余裕を持って行動するのが、私たちパーティーのやり方ですわ」


ガイ「余裕が無くなると無理をして、ミスも増える、ミスが増えれば雰囲気も悪くなるしそのミスで怪我や死ぬ事さえ有るんだ。」


「お前たちの判断は正しいぞ」


ニヤリと笑いながら


ガイ「そんなお前たちに朗報だ、今から学園までリヤカーを引いて帰ってもらう、頑張れ」アル「何言ってんですか?僕らだけ酷いじゃ無いですか」


ガイ「嫌お前たちだけじゃ無いぞ、全員だ」


クレア「そうよ、早く来た君たちは、早く出発出来るわ」


「遅れて来たパーティーは、出発が夜中になるは、準備する余裕も無いて事ね」


ミミ「それなら仕方が無い、腹をくくって出発しよう」


渋々ながら、リヤカーを引いてひたすら歩き続ける


一時間に一度休憩をとり、靴を脱ぎ体をリラックスさせる、ある程度安全な地点まできたら、鎧や重い装備品をリヤカーに積み込み剣だけは、素早く出せる位置に置いた。


小休止と長い休憩を時折まぜ、ながら進み、夜が来る前にテントを張り食事の準備をする。


アル「今俺たちが一位何だし無理せずに、このベースで行こう」


ミミ「そうだな、無理をしても得る物も無いし」


ナディア「そうですわ、このベースでも明日の夕方には着きますわ」


アル「みんな体に異常も無いよな?靴ズレとか大丈夫?」


ミミ「特に問題無いな」


ナディア「わたくしも大丈夫ですわ」


ナディア「そろそろ寝ましょうか?今日の見張りはいりませんわね」


皆歩き疲れたのか、ぐっすりと眠った。


朝具沢山のスープをタップリと昼の分も作っておく、固いパンをスープに浸して食べる。


疲れている時ほど、温かい食べ物が旨く感じるのか、村で食べてたよりも質素な食事だがとても旨い。


テントをしまい、学園を目指し進む、途中幾つかの村を通り抜けようやく学園が見えきた、の嬉しさは一生心に残るかも知れない。


ようやくの事で学園に付いた、出発が早かったおかげで部屋で食事まで二時間ほど時間が有った。

ナディア「皆さん食事までどうしますの?」


アル、ミミ「部屋で寝る」


ナディア「わたくしの部屋でシャワーを浴びてから寝た方が疲れがとれると思いますわ」


その有り難い申し出に俺たちは飛びつい


ナディアの部屋は、とても豪華で広々としていた


ベッドなど3人でも余裕で寝れるほど広い、


ナディアとミミが一緒に風呂に入ってる間、巡るめく妄想の世界で聞き耳をたてる。


椅子に縛られてなければ、間違い無く覗いていたさ(ノ△T)


彼女たちの後で風呂に入り、体をしっかり洗う、髪のけの中まで砂が入っている風呂上がりには、数キロのアカや砂が落ちた気分だ。



ふとベッドを見るとミミとナディアが抱き合って寝ていた、俺はこの風景を一生忘れ無いだろう、

嫌忘れてはいけないのだ


夕食まて一緒のベッドで寝た



妄想をした

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