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2.5話
すいません……。
本編の更新は明日か明後日にします。
「懐かしいなー、この人」
王宮勤務隊を名乗る彼が現われるや否や、夕凪はそう言った。
今私は夕凪を助っ人としてストーリーモードの序盤を進めようとしている。
もっと正確に言うならば、巨大な狼が走りさっていったところだ。
目の前の金髪の騎士を見て、夕凪はというと、感慨深そうな顔をしている。
昔を懐かしんでいるのだろうか。
「いやー、この人実はこの先さー」
「あー! あー! あー! ネタバレすんなー!」
冗談だって、そうやって楽しそうに夕凪は笑った。
それにしても質の悪い冗談だと私は愚痴る。
そう言えば、他の四人は大丈夫だろうか?
そんな事も考えた。




