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100万ポイントの勇者(旧版)  作者: ダオ
第9章 ファシール共和国
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最終話 お知らせ&この後のあらすじ

◆お知らせ◆


 100万ポイントの勇者の更新を大変長らくお待たせしてしまい、誠に申し訳ありません。

活動報告の方では既にお知らせしていますが、リメイク版を本日より公開中です。

その為、この小説に(旧版)と付けさせて頂きました。

リメイク版へはマイページから移動できます。

リメイク版は設定が大幅に変化して全編書き下ろしになっています。

全体的にクオリティが上がって面白くなっていると思います。


URL

http://ncode.syosetu.com/n1547bx/


1月18日(土)の夜8時、第1話 公開

  19日(日)の夜8時、第2話 公開

  20日(月)の夜8時、第3話 公開

  21日(火)の夜8時、第4話 公開

  22日(水)の夜8時、第5話 公開


 旧版のこの後のストーリーが知りたいという方のためにあらすじを載せます。

なお、リメイク版で天頂武練大会が出てくる予定はありません。

リメイク版とはエンディングも違うので、ネタバレにはならないはずです。



◆59話以降のあらすじ◆


 雄介の1回戦の相手はメートディア公国の公女ライム・メートディア・エルフェフィンだった。

武才に恵まれたライムだったが、実戦経験の差はどうしようもなかった。

訓練してきた全てをぶつけるライムを、雄介は余裕を持って受け止める。

親指と人差し指だけで頸動脈を圧迫し、ライムを失神させるのだった。


 その日の晩、雄介の泊まっている宿をライムが訪ねてきた。

勇者として冒険者として依頼があるという話だ。

どこの国でもしていることだが、メートディア公国でも周辺諸国の情報収集に努めている。

それで分かったのだが、この2、3年の間ファシール共和国に不穏な動きがある。

特に天頂武練大会に何かしら関連があるらしいとのこと。

そのためライムが大会に出場し、調査能力の高い者を付き人として連れてきているのだが、昨晩行方不明になったこと。

もし今年の大会中に何かトラブルが起きた時は、ライムの身の安全とトラブルの解決を依頼したいという話だった。

国家間紛争のような件であれば手を出すつもりはないが、飽くまでライムの護衛とファシール共和国が非合法活動を起こした際の対処に限って了承する雄介。

こうして大会中、ライムは雄介と行動を共にすることになったのである。


 2回戦の相手は竜族の戦士キド・リューデイーン。

人間離れした腕力と強固な鱗の防御力に苦戦する雄介だったが、浸透勁を編み出し鱗の内側へとダメージを与えることに成功する。

最後は右脇腹と左脇腹に同時に浸透勁を使い、みぞおちを打ち込むことで3点の攻撃のエネルギーが体内で反発し大ダメージを与えて倒すのだった。


 3回戦の相手は黒不死鳥王のダークテンペストである。

2回戦で雄介の友人のプレイヤー榎木秋生を倒したダークテンペストの数千年にも及ぶ戦闘経験に基づく強さは、まさに達人を超えた達人だった。

何手も先を読み、神業を連発するダークテンペストを相手に一方的に攻撃される雄介だったが、戦闘中にダークテンペストの技術を少しずつ身につけていく。

制限時間ぎりぎりまで進んだところで僅かな隙を突いて雄介の攻撃がダークテンペストに直撃しダウン。

みるみる強くなっていく雄介を見て、大会を勝ち進んで経験を積ませるべきだと考えたダークテンペストは起き上がろうとはしなかった。


 準決勝の相手はファシール共和国の勇者王小麗(ワン シャオリー)

若くして八極拳(はっきょくけん)を極め、更に劈掛拳(ひかけん)翻子拳(ほんしけん)戳脚門(たっきゃくもん)など数々の中国武術を身につけた天才少女である。

小柄な体格ながら岩をも砕く剛拳の使い手だ。

剣を持っての試合ならともかく素手での戦いなら本来雄介に勝ち目はなかったが、3回戦でのダークテンペストとの試合の影響は大きかった。

互角に近い勝負を演じ、発勁直後の硬直を突いて雄介の一撃が小麗の体の芯を打ち抜いた。

ゆっくりと崩れていく小麗、決勝まで勝ち進んだのは雄介だった。


 次の準決勝で波乱が起こった。

優勝候補の1人、前回準優勝のアルマメロス・ディルアールが無名の男に負けたのだ。

しかも一撃で、である。

倒したのはガウェイン・フーラルバルト、武術の神・真武大帝の加護を持つ男だ。


 決勝戦は雄介VSガウェイン・フーラルバルト。

桁違いの破壊力を持つガウェインに雄介は苦戦を強いられる。

一時善戦もしたのだが、結局死闘を制したのはガウェインだった。


 閉会式の会場の下から何か微妙な違和感を感じ取る雄介。

会場には大会参加者3400名余りが集まっていた。

執政官であるラビティス・ウィロイルが登場するが、ダークテンペストが怒鳴った。


上級悪魔(アークデーモン)だ!!」


 ラビティスの正体は上級悪魔アークデーモン、傲慢のルキフェルだった。

高度な幻影魔法で人間に化けていたのだが黒不死鳥王の眼は誤魔化せなかった。

騒然となる会場。

何らかの魔法陣を起動させようとするルキフェル。

会場の地下には巨大な魔法陣が描かれており、会場建設の時点から細工されていたのだ。魔神ゲルマグエルの復活のため、大会参加者を生贄に捧げるためである。

魔神復活には数多くの生命力の高い人間が必要であり、そのために執政官に化け、数年がかりで武術大会の大規模化を推し進めていたのだ。

生命力を吸収され、倒れていく大会参加者。

震度は低いが地震が起き、魔神復活の前兆となっていた。

生命力を半分以上も吸われたが、雄介とガウェインは協力し最上級の必殺技を地下へ向けて放つ。

巨大なクレーターができ、魔法陣が破壊されたのだ。

雄介、ガウェイン、小麗がルキフェルに攻撃を開始する。

流石のルキフェルもこの3人相手では勝ち目が無かった。

敗北する寸前でルキフェルは自らを生贄に捧げた。

闘技場のそばにあったエフレイ山と呼ばれる不自然なほど円錐形に整った小山から濃密な瘴気が吹き出る。

魔神ゲルマグエルが復活したのだ。

生命力の半分以上も吸収された状態では勝負にならず、雄介たちは撤退する。

ファシール共和国の首都シャエリドに壊滅的な被害を与えた魔神は、不完全な復活による身体の不調を感じたため立ち去っていった。


 アスタナ共和国に降臨する魔神ゲルマグエル。

魔神復活を喜ぶ悪魔王は魔神への変わらぬ信仰を誓う。

悪魔王を従えた魔神ゲルマグエルは全世界への攻撃を開始するのだった。


 協力して戦うことを約束した雄介たち勇者とガウェインは悪魔軍との全面戦争に突入する。

果たして魔神ゲルマグエルに雄介たちは勝てるのか。


◆ ◆ ◆


 と、このような形でラスボス登場となる予定でした。

悪魔王&魔神ゲルマグエルを倒すのが最終章で、その後は後日談になるはずでした。

完結まで書き上げることが出来ず、申し訳ございませんでした。

リメイク版でまたお会いできると嬉しいです。

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