表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

コラッツ予想完全証明への道

コラッツ予想2(7)解決は現代数学にはない数字

作者: 明日香狂香

 証明の鍵となったのは、3倍しても

 2/3×3=2+2/3

 になる変数というものを想像できたかどうかだ。


 先ほどネットで調べて、負数や分数にたどり着いた連中はいたらしいことがわかった。

(いままでは気付かなかった)


 ほかにも虚数や三角関数を用いた者もいたことは知っている。


 だが、こんな奇抜な変数を考えたものはいないだろう。


 それは、コンピュータエンジニアならではの発想だ。


 負数を補数で扱うことも、1/3×3が0.9999999....になってしまうこともコンピュータエンジニアにとっては常識だ。


 つまり、無限の桁を扱うことには長けているわけである。


 数字列の中に、文章を紛れ込ませる暗号理論も馴染みの在る手法だ。


 指数と小数部で数字を表す、浮動小数もあたりまえ。

 それまでの固定小数では、整数と小数を分けて計算していた。


 コラッツ演算は数学ではなく、コンピュータ演算なのである。


 無限桁を扱えるCPUで思考することが必要なのだ。


 さらに、多くの人は何回で収束するか考えていた。

 3/2に惑わされていた。

 3/(2^T)

 つまり指数部を無視した浮動小数で

 0.*********

 で常に考えていれば別に都度2で割る必要はないのである。


 小数部が0になれば終わり。


 さらに、証明すべきは回数ではなく、1に収束することと、それが有限回であるということ。

 つまりは、どんなにオーバーランしようが上限さえわかれば構わないということである。


 こんなアバウトな解答は、数式では得られない。

 数式では常に一意の結果が求められる。

 プログラミングのように、いきあたりばったりの途中下車はないのである。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ