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神様は小説の主人公であるぼくに何を望んでいる?

作者:雲条 翔
朝、男子高校生の「ぼく」がベッドから起きると、机の上に見慣れぬメモを見つける。「私は神様だ。きみは物語の主人公、登場人物である。ありきたりなテンプレ展開はもう飽きた。新展開を望む」と意味不明な文章。遅刻しそうになった「ぼく」は制服に着替え、パンをくわえて家を飛び出すと……気付くとベッドに戻っていた。机の上のメモには「遅刻する主人公は禁止」と追記があった。どうやら、「神様」の定めた「ありきたりなテンプレ展開」をしてしまうと、時間が巻き戻って朝起きる時点からやり直しになるようだ。何度も同じ一日をリスタートするうちに、ある登場人物に出会い、「ぼく」は「神様」に反旗を翻す! 「小説の主人公」だと認識している主人公が語り手の、メタなファンタジーコメディ。全5話。 ※「カクヨム」でも掲載しております。
<前編>
2019/01/22 22:56
<後編>
2019/01/22 23:07
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