05.月
★闇夜に空高く月光る あらゆる物が照らしかもし出される
天知る地が知る 月も見ている 人間の全てを見守っている
漆黒の闇の中 高く光る 月に見とれる 聞こえる
万物の寝息が 歴史の足跡が この大地に残される
今 僕等の目に映っているのが 何万年前の月だとしても
今 時は去ってく 僕等は愚かな生き物だとしても
いつまでも どこまでも 続いてく それが愚の連鎖でも
それを変えて行きたい だからこそ僕等は続ける それぞれの何かを
それがいけない事なのか? 時間が解決するのを待つしかないのか?
そんな事はない筈だ だからこそ 僕等は今一度 月に誓うんだ
☆昔々 主が創造した 大地の上で輝く 月に
飾らない 何も語らない だがいつまでも変わらない この月に
嗚呼 今日もうんざりしたよ と 語り掛ける僕は月に
月は何も答えくれない まるで答えが要らないかのように
何故? 語ってくれない 悟ってくれない 救いをくれない?
それは愚かな僕達への 罰としてなのかい?
かつては 人間たちは 語り合い 分かり合い 話し合い
そして結論を出して 胸の中秘めて そんな事は直ぐに忘れて
だが今では 直ぐに根に持ち ろくな意見も持たず主張して
だが 月は今でも 何も言わないで 輝き続けている
☆repeat
人間の特権に 自惚れ 自分の過ちにも気づかずに居た
「万物の霊長」 なら もう少し 自覚を持ったらどうだ?
と でも言うように だが何も言わず 今も 凛と光り続け
愚者たちの 胸に 復活の鍵 与える 月へ
辺りは静か 静かに耳 澄ませば 聞こえて来る木々の寝息
周りは愚か 愚かな目 見開けば 見えてくる 悪き病原菌
さぁ 1歩 踏み出そう 僕等の殻を突き破って
だが 1歩 歩み止めよう 僕等の悪 見直す為
☆repeat
×2
★repeat
×2
かもし出される……
見守っている……
今も強く……




