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Grave of poetry(詩の墓)  作者: 敬愛
せいしんぶんれつびょー
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君に伝えたいことがあるんだ

辛くてもひとりじゃない。

若者よ

苦しくても諦めないで

きっと辛いでしょう

私も通って来た道です

いずれ消えてしまうとしても

それは光へと向かう方舟なのです


信じて

愛する人を大切に

時に裏切りもあるけど

それも人らしく 人らしく

あるための闇へと向かう棺桶なのです


生きてある事が偶然でも必然でも

もうどうだっていいじゃないか

涙は溢れ出して洪水のように見えても

それは美しき大河で一つの枯れない勇気です


いろんな道がある

迷う事だってある 立ち止まってもいいけど

そこにじっとしてたら じれちゃうよ

迷いネコのように 雨風にさらされたくはないから


私たちみんな弱いから寄り添うんだ

私の汚い体なら投げ出してもいいと思うけど

君が倒れ掛かった時壁になれるなら

意義はあると思うんだ


異国から届くメッセージのように

学べば尊し 一条のアスファルトそれは

熱を照り返し 雨に冷め 気まぐれで

天気予報のように外れてもしょうがない事なのさ


陳腐な言葉のようでも無視しては身にならない

人が言う事には意味があり理由がある

魚の骨のように私たちが食する命の結果は

人も死ねばお骨となるように共同体なんだ


悲しまないで 悲しまないで

君が涙するたび 心が痛くなるから

暴れて 人を傷つけてしまったら

素直に謝ろう

自分を傷つけても意味は無いよ

自分自身にこうべ下げる事

それはただうなだれているだけだから

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