男は敷居を跨げば七人の敵あり
七人どころか全員敵だ
数多の詩人たちが目指す玉座を
宝石でちりばめ そこに座りたい
僕と言う存在はイレギュラー ドーピングされた詩の狂戦士
野望だらけだ 血に飢えた けだもの そのリアルに震える
全ての言葉と言う一次的な次元にある物を時限タイマーで破壊し
塵にして再構築する
現状は愛情と無縁だとしても 一人で闘うから構わない
感動してもらう事 それは素晴らしい
盲目に成っても構わない ブラインドを閉めて
空気の流れを遮断し 托鉢僧の様に
書いていく事 それのみに上達の道がある
全てを越えていく詩 そんなのがあるなら書いてみたい
それには努力と才能が必要 僕はそれらを持たない
ただ愛と血に飢えて 生理現象を軽視出来ない
ギャラクシースタイル 眠るな
殺される ヒシヒシと伝わってくる数多の詩人の声を聞き洩らすな
全てを吸収し 救済の為の詩を紡ぐ事 それが出来るまで
この焦りは消えないだろう
例え 殺伐として荒野の様な戦場でも何かを代償としてもいい 勝ちたい
命を証明する物は ジェンガの様に不安定に積み重なって僕の自我を揺らす
でもそれでいいのさ 何時か終わる人生の前にかしづくのはつまらない事で
常にチェンジ まだ尻尾は掴ませないよ
何時かは負ける日は来るのだけど
最大限の体現で全てを見透かす魔眼にはまだ衰えの色は見えないから
こっそりと牙を磨こう
全てなぎ倒していく台風の様に僕は言葉の乱射に拍車を掛けていく
止まれないから 何時かの栄光を取り戻すまでは
味噌っかすの意地で このポールポジションを維持
敵は僕の沸点に反応し見目麗しい詩を並べてくる 七並べの様に埋めていく
でもガードを固める必要等は無いさ どうせ終わりは来るのだから
ただひたすらブーストアップ 止められない止まらない
台風の目となるは僕でありたい
今はまだ自信が無いけど紡ぐのだ 人生と言う糸を