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Grave of poetry(詩の墓)  作者: 敬愛
お言葉
894/900

私の最高の友達

生きている事って綺麗なままじゃいられないよって

あんたが教えてくれたよね 私は無力だったから無垢で

あんたは強かったから 誰よりも汚れ切ってそれでも笑ってた


いつかそんな風になれたならななんて背中を追い続けていた

私には私の考えがあり例えルールからはみ出しても仕方ない

そういう事に気付けて良かったと思う


私達はもっと自由で良いんだ 

背中の白い翼を 胸の中の黒い弱さを

隠さなくてもいいんだって


そう思ったら少し気分が軽くなった


あんたは逝っちゃったけど 私あんたの言った事全部覚えてる

それくらい そうだねえ あんたが好きで尊敬していたのかな


夢はいつか終わるよっていつも言っていたね それはいつまでも若くいられない

その程度に私は捉えていたけれど 違ったみたい


本当の意味は誰も自分に目覚めて本当の自由と愛を知る事が出来る

その点でみんな平等なんだよって背中を押して貰えてるんだなって


きっと私達は 目的を叶える為じゃなく それはいつか消えてしまうから

きっと私達は 目的を見つける修行の旅 それはいつも死ぬまで続くから


胸に抱えられる荷物は 誰も同じ ただその色は 誰も違う

平等って事は 同じでそれでいて違う個性を見つける為の旅

そう人生はいつも先の見えない旅なんだ あんたが残した物

この心臓に飾られた永遠の宝物 生きているんじゃない生かされているんだよって

あんたの最期の言葉は 今も私の人生の標だよ

あんたは私の最高の友達だったんだね 死生一如 運命論に浸っていたくないから

私は歩いていく 私は頑張って いつか 夢を終えるまで 夢を見続けるんだろう


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