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Grave of poetry(詩の墓)  作者: 敬愛
お言葉
891/900

運命が明日なにを決定するかを問うな

明日何しようかな

曖昧模糊としたこの気分の高鳴り

どんな日になるのかなって

今日が最悪の一日だったから

明日は良い日になるんじゃないかなって

そう思わなければやってらんない


明日はいつも遠い憧憬

遥かなる大空を飛ぶ飛行機

あの雲の様に自由であれ

運命が明日なにを決定するかを問うな

明日どんな日なのかなという期待だけを持て

希望も絶望もとりあえず寝る前にリセットしよう

朝陽昇るまでうきうきタイム 星を眺めながら

月光にお仕置きされなさい


きっと僕等は今を生き切る為には弱すぎて

だから前だけを見る事 それを勇気と呼ぶんだと思う


明日は明日の運命があるからこそ思い煩わず

ただ飛び込むだけさ


きっと僕等は過去を思い出すには悲し過ぎて

だから夢だけを見る事 それを浄化と呼ぶんだと思う


運命が明日なにを決定するかを問うな

だって思い通りにいく明日なんて絶対無いから


それでも人間だからね 不安になるから

明日と言う ほんの少し先の未来に期待するんだろう


それは悪い事じゃない 今日も生き切れたことにただ感謝して

明日を思い煩わず ただ幸せな夢の中で疲れ切った手足を休ませ

先の見えない人生ゲームだ ただ楽しみなさい ただ追いかけなさい

生きている事って案外不確定要素ばかりなんだよ 死ぬ事ですらもね

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