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Grave of poetry(詩の墓)  作者: 敬愛
せいしんぶんれつびょー
89/900

死神

15禁かな・・・

九月の夏から秋に変わる頃

そいつは郷愁と刹那の記憶と共にやってくる


症状はアルコール中毒性幻覚 

妄想DREAMER


いつも両脇に子供の頭を抱えているんだ


さあ殺せ 殺せ 殺せ さもないとお前が死ぬ

マシンガンでもロケットランチャーでも好きな武器をやるぞ


じゃあその鎌をくれよと言った

俺は死んでも構わないから


死神は驚きの表情で「お前も自殺志願者か!」

ああ、ハデス 常世は闇です 誰も光を求めていない

肥溜めのような腐臭を放ちバラバラになるのを求めているのだ


狂ってる 狂ってる 来る来る 繰る繰る 私の遊び相手は

GHOSTしかいないのか


わきに抱えた子供の頭が笑い出す ケラケラ

「死神さん貴方もいつか死ぬんですよ 怖いでしょう

私たちは怖くもなんともなかったけどね 早く死んだから」


死神は言った 「命を奪うのが生業の私が消えたら世界はどうなる?」

そんな物 答えは一つだろ 人と人が食べ物を奪い合い殺しあうだけさ


死神はどす黒い液体に溶けて消え去った

それを生者の僕は勝利だとあえて呼ぼう

千年後の未来はどんな存在であれ見通す事は出来ないけれども

地球という星は「人」が居なくても崩れ去ったりはしないのだと

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