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Grave of poetry(詩の墓)  作者: 敬愛
サヨナラ
880/900

心雪模様

冷たく 優しく 心が死んでいく

外は 吹雪 視界不良の恐ろしさ


このまま凍り付いてしまいそうで

このまま倒れ込んでしまいそうで


心細いのです


一人で生きて来て それでも誰かの支えはあって

みんな同じだと思うけれどそれぞれのファイトスタイルが有って


なんだかぼんやり死ぬ事が頭の中よぎって

でも全然死ぬ気配は無くて それでもいつか終わると思うと

堪らなく苦しくて切ない


人生の意義とか意味ってどの教科書に載ってるの?

教えてよ 今すぐに 待ってらんない 超短気


悲しく 寂しく 心が死んでいく

外は 吹雪 積もっていくザラメ


甘いストーリーばかり追い求めてるから

失敗するんだよって 誰かに言われてる気がして


何かもう絶望 ダメかも知んない いっそ氷像にでもなろうか

楽しくない毎日 だれかヘルプ スレイプニールに跨る神よ


生きていく事は 常に生まれ変わる事で充足するんだと僕は思う

だけど鎖で縛られたように ここから動けないんです 

それが望みだったりして 堕天使の誘惑に負けて堕天使になった

冬には悪魔が跋扈する 燃える練炭の呼吸困難 ニヤニヤしながら

この人殺しと罵れども セカイは変わらないんだな 次から次へと進まない 

だから僕の心と齟齬が生じる それも仕方ないかと諦めているんだ


とにかく寒い 心が死んでいく 心雪模様

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