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Grave of poetry(詩の墓)  作者: 敬愛
サヨナラ
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セツナツ

長い冬が 夏の日をより色鮮やかに想起させる

美しい四季折々の織物よ 季節とは移り変わる


その全てがとても大切で美しい事にようやく気付けた

セツナツ 誰かとお話した海岸 切ない


刹那 雪が舞う 寒くて 震えている

外に出れば子供達が楽しそうに雪合戦をしている

ホントに微笑ましい


とりわけ段々畑の様に 整列して訪れる四季清冽


この冬を越えたら また遊びに出かけたい

太陽が燦々と輝くSunday 今となってはかもだけど


冬に産まれて冬に死ぬのだろうか

まだ恋らしき恋すらしていないけれど

それが全てじゃないから


真っ白い兎 泣き腫らしている赤い瞳 

怯えながら 震えながら僕を希求する君がいる


春が来たら 打ち明けたい 

それまで待っていてくれるかい?


君に問いかけようとして止めた 恋でも愛でも

いつかは終わる 地球だっていつかは終わる

ならいっそ始めない方が良い 僕一人で完結すれば


太陽になれたらいいけれど 僕は月見草

サヨナラ言った あの日 昔の彼女に


誰も傷付かず 誰も死なない そういう選択肢好きではないよ

だけど 色んな悲しみや幸せ 味わい尽くしたら退屈なのが人生


後悔はしていない 今の自分で了解 夏には爽快 跳び回れ

人生は四季の様に 鮮烈な記憶とシンクロするから


春夏秋冬 夏が待ち遠しい 北の大地は冬が長い

セツナツ 今日もまた雪だ

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