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Grave of poetry(詩の墓)  作者: 敬愛
サヨナラ
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境目

生と死の境目 夢と現実の境目

曖昧な溶解 もっとはっきりと見せてくれ 乱さないでくれ

僕は何処にも行けない 縛られて


全ての物に線引きがされて自由が無いの

レッテル張りや カテゴライズ 


同じ国の民に 境目など要らないだろう

極端な話 日本国民 その四文字で括られる

それが意外に安心してしまったりする昨今


檻の中の牙を抜かれた虎 不可解な現象

時代を推奨する 若者 根無し草


若葉の緑と白い雪が相容れないとしても

誰も不思議には思わないのに 男と女がそうだと

途端に周りが囃し立てる芸能人というカテゴリーの中でも

一定の秩序がある 


でも僕は自由人でありたい

祈りすら届かない不自由さ抱えながら 旅人気取り

一人夢の中 また嵐に乱されて ノイズが声に聴こえる


やり切れない思いをしてまで 国家のルールに縛られてここまで


闇の中蠢く 魔獣 何処までも続く黒い思惑 黒と白の境目は灰色だけど

ルーズさを許せない僕は 男と女という渓谷を橋渡ししてまで渡らないのだろう


境目は擦れ合い熱を帯びて いずれ崩壊するのだけど 

せっかちな僕は 答えを 導き出すのに必死だ 

コンプレックスと言うカテゴリー 結局逃れられない


この世に別れがあるのならば まずは出会いから 境目を越えて


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