表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Grave of poetry(詩の墓)  作者: 敬愛
せいしんぶんれつびょー
87/900

悲しみの森 静かなる森/3000

へたくそですね。ええ、へたくそ。

へたはくそです。

悲しみの森を抜けると

耳が痛いほどの静寂


急に頭の中に浮かんだイメージは

三千年後 緑化計画の政策の偽善

金もうけ 向こうに見えるオアシスは

黄金色 しかし奥底は土石色・・・


神は私たちをもう愛していないのだと悟った

お前たちには美しい水よりももはやインフレでも

デフレでもない原始の石貨幣がお似合いだと

仰るのだろう


神は☓の先の交点にいらっしゃると言う

東京大学卒の天才から学んだ

それの名前は忘れたし彼の知識も敬わない


精神科の先生は自殺したい気持ちが消えただけよかったね

と仰るが付き添いのお兄ちゃんはひたすら性交の喜びだけを

語るので少々辟易だったがもっともらしい人間の自然な営みだろう

その中まで その仲間で


静かなる森で 泉で身の穢れを落とし木々の擦れる僅かな音を

オリヒメにして 彦星は一夜の快楽に勤しんだ 鳥は逃げて行った

時間軸ははちゃめちゃだった


息着くのはため息だけで 西暦2012でも3012でも変わらない

地球滅亡説は私たちは怯えないし脅かす存在でもない


ひたすら幻覚の中 視覚に入ってくる虫が気持ち悪く

振り払おうとするが それは現実このよのものでは

なかった


私はひたすら女に謝る 私はひたすら女に謝る

えにしの前に膝まづく 死ぬのは僕だけでいい


悲しみの森で 静かなる森で 3000

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ