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Grave of poetry(詩の墓)  作者: 敬愛
サヨナラ
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君とサヨナラ

笑って 笑って 死人を送り出す時ですら

時は戻せないけれど 命は消えたら再び燃えないけど


君が笑顔になれば 救世主になれる


ほんとの幸せだけを幻などに惑わされず追い求めて

君は君の為に生きてよ


力があるんだ 得体の知れない力が

愛でも無く 恋でも無く ましてや優しさでも無い

額に第三の目でも見開かれたような 驚きと共にね


分かってる 君の事 分かってる 自分の事

人は一つには成れない でも協調する事は出来る

二人でハーモニーを奏でたならば薔薇すら恥じらい

顔を隠すだろう


どんなに辛くても どんなに悲しくても

無理してでも 笑っていて欲しい 君の事が好きだから


サヨナラなんて言うなよ まだまだ先があるよ 君の力は無限大

交差する先に本物の光が生まれる


その時 空も海も陸も割れて 新たなる神が降臨する

誰もが誰も待ち望んでいる 救世主が それは君かも知れないんだよ


人が神になる事は 恵心 刷新 前進 それによってなされる

ちっぽけな物だ ちっぽけな事だ だけどそこから始まるのだ


笑って 笑って 病の床に臥せっても 命の灯が消えゆくとも

君の事 絶対に忘れないから 

人は皆 似ている様で違う思想と理想を持っている


大事にしたいから 目を見開いて お別れに屈しないで

サヨナラは新たなる出会いへの一歩


昨日サヨナラ言ったならば 公園で作った砂のピラミッドが雨で崩れる前に

今日コンニチハする また遊ぼうねって君が言っていたから


僕は忘れないよ 自分の命も他人の命も平等に大切な事

君が泣いて居たら とても悲しいから 笑っていて欲しい


世界がどうだとか 誰も恥ずかしくて語れないはず 蓮の葉の上でだけ

その秘め事は暴かれ 伝わり 人を涙させ 力を与え 笑顔にする


君の存在が宇宙なんだ 全ての理と拘りを壊せなくても二人ならば

次々訪れる困難に混乱する事も無く 上段に構えた剣で世界の果て

悪を斬り捨てる みんな手を繋ぐ 地平線を見つめる 太陽が昇って

みんな笑顔になる その時隣に居て欲しいのは君だからもうサヨナラなんて


言わないで 


ゴメンねよりもありがとう 

もう自分を責めないで 君が倒れたら肩を貸すから

人は生まれた時から 神々と光っているからその瞳

いつも輝かせて真っ直ぐ前を見つめたならば笑顔で

明日 また会いましょう

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