表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Grave of poetry(詩の墓)  作者: 敬愛
全ては気分次第
849/900

空は晴れても気分は晴れない

悲しい夢を見た後 目覚めた日

気分がどんよりと重い


いつもなら朝ごはんをゆったり食べて

会社に出発するのに


その日は休んでしまった

そんな日が一年に何度かある


まぁ正常の範囲内 それでも入れない満員電車


都会の生活も慣れたとは思うけれど

どうしてだろう 脈は速く 脂汗をかく


そうしているうちに心が悲鳴を上げた……


気付けば病院の中 何故?

痛い 辛い 苦しい その為の休みです


治療と言う名の苦行にもう十年単位で耐えてる


空はこんなにも晴れているのに 血液の薄さで低血圧


ぐっすり眠れない日が続いた


毎日削られていく心 毎日削られていく命

目が死んでいく 死んでいく 元には戻らない


いっその事 なんて 考える

だけどそれだけは僕を地獄に落とす解決策


発作的 訪れる 黒いマントの死神の幻覚

プレッシャー凄い トップオブザワールド?

うぬぼれが強い所嫌いじゃないけどね

僕の命は冬の風に吹かれ

揺れている蝋燭 心を無くしてしまった考える人になりたい


あー 来年は温泉でも行きたいね

閉所恐怖症 この家から飛び出せるなら もはや天国でもいいや


そろそろ 心が パキっと音を立てて折れるのに

僕は無理矢理 それをした それがそもそもの僕の過ち

明日を待ち この街で 生きていく事 諦めないでいたいけれど

空は晴れているのに 心は晴れない


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ