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Grave of poetry(詩の墓)  作者: 敬愛
人生は激動だ
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この10年

寂しさにももう慣れた

楽しい事も無いけれど

何とかかんとか生きている


お腹が空かないのが一番辛い

元気が出ない 美味しくない


最近は健康商品の情報調べまくってる

四捨五入すると40歳になる中年


見た目は若いが

身体は多分ぼろぼろだと思う


それでも立ち上がる時よいしょとは流石に言わないけれど

脳の反応にキレが無い 最近は曇り空ばかり


セロトニンが出ないから いつも鬱

夜になったらテンション上がって音楽聴きながら踊ってる


変な人 そういうレッテルを貼られるのは意外と好きだ

メンタルは別に豆腐って訳でも無くダイヤでも無い


ただクスリは副作用があり過ぎて自分を見失いそうだ

弱音じゃないよ 愚痴るのも飽きた


あと20年でいい それだけあれば何かを遺せる自信はある

手応えがある


思えば働いてストレスぱなかったけれど当時若かったから

疲れた事は無かった ドーパミンがドバドバ出てたんだろうね

自分でも俺スーパーマンみたいに仕事していると思ってた


酒なんて呑む休みも時間も無く がむしゃらだった

給料が安くて 何も買う余裕が無かった


歯車が狂ってしまったけれど 毎日寝て過ごす訳にもいかず

にっちもさっちもいかない


日記書いてたけれど読み直してみたら

毎日毎日同じ事を書いているので

辟易したよ


規則正しい生活とかあまり興味が無い

朝と夜を繰り返して心 摩耗していくばかり


タバコはガンだ 酒はドラッグだ コーヒーは眠れなくなる

詰んでる自分の人生に絶望するぜ


それでも空元気で人と楽しげに話す俺はなんて優しいのかなとか

自分で思っちゃってる 一人舞台


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