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Grave of poetry(詩の墓)  作者: 敬愛
せいしんぶんれつびょー
84/900

百合の花を目印にして

悲恋かなー。ガールズラブのバッドエンド。

しかも姉妹。いい感じで狂ってると思います。

殺したいほど好きでした

貴女と私は瓜二つ


貴女が悲しければ私も悲しい

貴女が喜んでいれば私の幸せ


相克の谷を抜けて再び出会う

双子の私たちは愛し合っている

でもそれはあくまで姉妹としての事


貴女は気付いていないでしょう

姉が妹に恋するなど 人に知られたら

なんと不埒なと言われるだろう


だけど世界が焼け落ちて

くすぶる炎の熱さに私たち焼き殺されたとしても

貴女と一緒なら怖くないの


きっと輪廻転生して私たちはまた繋がる

胸元に刺した百合の花が目印


貴女を残酷な愛撫で快楽の都へ

連れ去りたい 気味が悪いほど貴女が好きだよ


嫌われるのが怖くて言い出せなくて抱きすくめられられたくて

濡れて 人の 人としての性が正常だとしても性情は変えられない


キスしてここで グロスが溶け落ちるほどの熱いキス

女同士だから感じる快感 抱きしめたらとろけるほど柔らかいだろう


貴女の全て奪い去りたい 世の中がどんなに差別の目を向けても

私は貴女を愛してる 間違っているけどそれが真実


殺したいほど好きでした

貴女と私は瓜二つ


貴女が悲しければ私も悲しい

貴女が喜んでいれば私の幸せ


貴女はもうこの世にはいない

私だけの愛する妹 最期とても苦しそうだったから

私は愛の名のもとに貴女を手放したの


私は愛の名のもとに貴女を殺したの

そして私もすぐに貴女の元へはせ参じる


意識が遠のく 私間違ってないと言い切れる

二人の恋は貴女が気付くことなく終わったけれど

またいつか会える 螺旋の生命の魔力で


DNA DNA DNA IS ONE

二人だけのもの

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